風俗店でのプレイや、セックス中に勃起力をあげるために行う手コキ。
手コキが好きな方は、挿入前の前戯のつもりでも、つい気持ちよくて射精してしまった経験があるのではないでしょうか?
風俗店でも手コキの方が気軽に楽しめて、且つ性病のリスクも少ないと考えるので、人気のプレイの一つです。
しかしながら、
「挿入のように粘膜を接触しているわけではないため、性病の感染リスクはない。」と考えるのはNG!
実は手コキだけでも相手の性病に感染してしまう場合があるんです!
これを知らないと、知らずのうちに性病感染して症状が悪化するケースもあります。
そうならないために、今回は手コキによる性病の感染リスクや対処法をお伝えしていきます。
知るだけで性病予防にもなるので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
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性病は自然治癒しません。放置しておくと取り返しのつかないことも…
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手コキの性病リスクはゼロではない
手コキのみなら性病感染しないのでは?と思われているかもしれません。
しかしながら、実は、性病は粘膜接触のほかに、分泌物(唾液、精液、血液等)が付くだけでも感染します。
手コキをする女性の手に傷があって、わずかでも出血していた場合や、手コキの際に唾液を垂らした場合など、どちらも可能性は大いにあります。
特に唾液は垂らそうとしていなくとも、自然とペニスに垂れてしまうことがあるので、ペニスの上に顔が来ないように注意が必要です。
挿入していないから大丈夫と過信せず、相手が性病を持っている場合は手コキによる感染を警戒し、唾液と接触しないよう注意しましょう。
手コキで感染する性病の種類
ここからは、手コキによって具体的にどんな性病に感染するのかをお伝えしていきます。
それぞれ症状も違うので、下記の性病の症状で心当たりがある場合は、すぐに検査をするようにしましょう。
クラミジア
男女ともに最も感染者数が多い性病です。
日本では年間3万人ほどの感染者が報告されているので、過去にクラミジアになった経験がある方もいるかもしれません。
男性の症状としては、尿道炎を発症する人が多く、排尿痛や尿道からの黄色い膿がでる傾向にあります。
ただ、無症状の人や軽症で済む方も多いため、放置しがちな性病です。
ペニスや尿道に少しでも違和感を感じたら、検査をしてすぐに治療をするようにしましょう。
ヘルペス
主に唾液によって「単純ヘルペスウィルス」に感染し、2 ~10日後に発症します。
ヘルペスは他の性病と比べて症状がかなり重いです。
感染するとペニス周辺に強い痛みを伴う水泡ができ、数日するとただれて潰瘍に変わります。
同時に尿道にも影響が広がりやすく、排尿痛や尿道から黄色い分泌物がでる人が多いです。
さらに悪化すると高熱や倦怠感、神経痛やリンパ節の腫れ等、全身に影響がでる性病とも言われています。
ヘルペスは水泡によって見つけやすい性病でもあるので、症状出た場合は、悪化する前に病院に行くようにしましょう。
淋病
クラミジアの次に感染者が多い性病です。
症状もクラミジアとよく似ていて尿道炎になりやすく、排尿痛や黄色い膿を確認できるケースが多い傾向にあります。
ちょっとした違和感くらいであれば放置しがちですが、淋病に感染したまま放置してしまうと、男性不妊になってしまう場合があるので、少しでも気になる点があれば、早期治療のために病院を受診しましょう。
梅毒
梅毒は感染力が強い性病なので、手コキする際のシーツや使うタオル等でも感染するリスクがあります。
症状としてはペニス周辺にしこりができる場合が多く、痛みやかゆみはありません。
そしてしばらくすると自然と消えてしまうので「よくわかんないけど治った」と思い、病院で治療しない方がいますが、これは大きな間違いです。
梅毒は自然治癒しないため、一度感染したら治療が完了するまで体内に存在しています。
放置すると全身の血管に感染が広がり、心臓や中枢神経を侵して死に至ることもあります。
このような症状が出るため、昔は死に至る病気として恐れられていました。
しかしながら、現在は治療方法が確立されているため、痛みはなくとも異様なしこりを見つけたら、梅毒を疑って治療するようにしましょう。
雑菌性尿道炎
クラミジアと淋病以外の細菌による尿道炎の総称です。
マイコプラズマ性尿道炎や、大腸菌性尿道炎が代表例としてあげられます。
症状もクラミジアや淋病と同じで、軽度の排尿痛や黄色い膿が出る場合が多く、自分でどの尿道炎か区別をつけるのは難しいでしょう。
手コキの際に手についていた雑菌が原因なので、手コキする前に手を除菌するだけで、感染リスクはグッと下げられます。
他の性病と同様、尿道炎も治療すれば治るので、症状を確認したらすぐに病院を受診しましょう。
手コキによる性病の予防方法
ここでは、予期せぬ手コキによる性病の予防方法を3つ紹介していきます。
どれも簡単ですぐに実践できるものばかりです。
感染リスクを減らしてプレイを楽しむためにも、手コキをする際は必ず下記3つを意識するようにしてください。
清潔なローションを使う
清潔なローションを使うと、手コキによる性病の感染リスクは下げられます。
手コキをする際に、女性に唾液を垂らされる方が興奮する方もいるかもしれません。
AVでもそういった場面は多いですし、女性が男性を喜ばせようと自ら進んで行うケースも多いです。
しかしながら、先ほどお伝えしたように、女性に性病があった場合、唾液から感染してしまうリスクがあります。
特にクラミジアや淋病は自覚症状があまりない性病のため、感染予防を意識しなければなりません。
ゆえに、手コキを行う際は必ず清潔なローションを使うようにしましょう。
お互いにリスクが低く、且つ滑りが良いためペニスが傷つくようなこともなければ、快感が唾液に劣るようなこともないです。
手コキは唾液派の方も、今後は性病予防としてローションに切り替えるようにしましょう。
手に傷がある時は手コキをしない
手に傷を見つけたら、どんなに性欲が高まっていても手コキによるプレイを中断しましょう。
特定のパートナーはもちろん、風俗店の女性であっても、感染予防のために手の傷のチェックは必ず行う必要があります。
特に風俗店の女性は仕事である以上、手に傷があっても働いている方がいるかもしれません。
性病チェックをしているお店であれば良いのですが、していないお店ももちろんあるので、手の傷から性病感染するリスクは高いです。
目視で簡単にチェックできるので、これまで意識していなかった方は、相手の手にも意識を向けるようにしてくださいね。
行為後すぐにおしっこをする
尿道炎にのみ有効ですが、行為後すぐにおしっこをすると、尿道に入り込んだ雑菌やウイルスが流れていくため、性病にかかるリスクを減らせます。
同時に膀胱炎の予防にもなるので、行為後のおしっこは癖にするのがおすすめです。
性病に感染した可能性がある時の対処法
性病の症状が現れたり、「性病っぽい気がする」と不安になった時は、下記2つのどちらかを行うようにしましょう。
性病は自然治癒しないため、早めの対処が大切です。
病院で検査する
確実なのは、病院での検査です。
まだ性病検査をした経験がない方は、
「どんな検査をするのか、知り合いに見られたらどうしよう」
と様々な不安があるかもしれませんが、性病をいち早く発見して治療できるので、体の負担や悪化のリスクを減らせます。
何より、パートナーと一緒に治療を開始すれば、同時期にセックスも再開できるので、今すぐ症状を改善したい方は病院に行くようにしましょう。
性病検査キットを使う
まだ性病かどうかわからない方や、病院に行くのを躊躇してしまう方は、まず性病検査キットを使うのがおすすめです。
性病検査キットは自宅で誰にもばれずにできますし、性病かどうかの不安も解消できます。
陽性だった場合のみ病院に行けば良いので、時間も有効活用できますよね!
症状があまりない方は特に「病院に行くほどかな」と重く受け止めていないかもしれませんが、そんな時こそ手軽にできる性病検査キットを使ってみてください。
詳細は、こちらから確認できます。
まとめ
粘膜同士が接触していない手コキでも、性病の感染リスクは大いにあるとお伝えしました。
手コキからの感染は自覚症状がないものから、悪化すると死に至るものまで、様々な性病にかかるリスクが潜んでいるため、「手コキだから大丈夫」と安易に考えるのはNGです。
また、唾液での感染リスクは粘膜の接触による感染と同じくらい高いので、手コキが好きな方は毎回すぐ使えるよう、ローションを常備しておきましょう。
それだけでも手コキでの性病感染リスクは下がるため、不安を抱えずにプレイを楽しめるようになります。
何より、症状を確認したらすぐに病院で治療を開始するのが大切です。
自分で性病かどうか判断できない場合は性病検査キットを使い、陽性の場合のみ病院へいきましょう。
そうすれば自分の負担は最小限に止められ、感染を広げてしまう心配もありません。
現在すでに気になる症状がある方は、ぜひ性病検査キットを使ってみてくださいね。