彼氏にヘルペスが発覚！
「友達でもヘルペスになってる子はいたけど、彼氏はセックスやキスもするし、、、」
問題が曖昧なまま彼と一緒に過ごすのって不安ですよね。
ヘルペスが移った場合、自分にどんなリスクがあるのか理解していないと、症状が悪化したり、治療が長引いたりする危険性があります。
そこで今回は、ヘルペスの原因や感染リスク、自分がヘルペスに感染しているかどうかの確認方法まで全てお伝えしていきます！
これってヘルペスかな？と不安になっている方や、彼氏にヘルペス疑惑がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
ヘルペスってなに？
ヘルペスとは、HSVと呼ばれる「単純ヘルペスウィルス」によって、性器のまわりに水泡ができる性病の一種です。
性器の周りにできるヘルペスは性器ヘルペスと呼ばれ、唇の周りにできるのは口唇ヘルペスと呼ばれます。
水泡ができればわかりやすいのですが、やっかいなのが無症状の場合がある点です。
例え無症状だとしても、性器の粘膜や分泌物の中にウィルスが存在すれば、接触するとヘルペスに感染してしまいます。
また、水泡に気づかずすでに水泡が破れてしまった場合、排尿時に強い痛みを感じる人もいるほどです。
特に女性は男性よりも症状が出やすく、かゆみ、痛み、不快感を感じやすいので、水泡と一緒に通常時と違う違和感を感じたら、ヘルペスを疑いましょう。
そして最やっかいな特徴が、現代医療で完治が難しいことです。
ヘルペスは一度感染してしまうと、体内から完全にウィルスを追い出すのは難しく、風邪やストレス等で免疫力が下がっている時に再発してしまいます。
再発の場合は症状が軽いケースが多いものの、完治できない性病と聞くと、「一生付き合わないといけないのかな」と少し怖くなりますよね。
もし、彼氏がヘルペスだった場合は、自分への感染を防ぐために、治療を優先していかなければなりません。
治療は飲み薬と塗り薬を併用して行い、長くても5日ほどで治療は終了します。
再発を防ぐため、常用する再発防止薬や、重症な場合は点滴もあるので、医師に従って正しく薬を服用するようにしましょう。
ヘルペスになる2つの原因
彼氏がヘルペスだった場合、感染の仕方は単純なセックスだけではありません。
彼氏と同棲していたり、よくお泊まりをする機会がある方は必ず目を通してくださいね。
オーラルセックスによる感染
オーラルセックスとは、口や舌を使って相手の性器を刺激する行為です。
つまりフェラチオやクンニです。
カップルであれば当たり前のようにオーラルセックスに発展するのではないでしょうか？
しかしながら、ヘルペスが発覚したらオーラルセックスであっても危険です。
挿入じゃないから感染しないと考えるかもしれませんが、彼氏が性器ヘルペスの状態でフェラチオをすると、そのまま喉や口に感染し、口唇ヘルペスになってしまいます。
「性器ヘルペスだから性器が触れなければ良い」にはなりません。
反対に、彼が口唇ヘルペスだった場合も同様です。
口唇ヘルペスの人がクンニをすると、女性側は性器ヘルペスになってしまいます。
挿入行為だけではなく、ディープキスでも感染するため、オーラルセックスにも注意するようにしましょう。
トイレやお風呂等、生活環境での感染
ヘルペスは、とても感染力が強いウィルスです。
ゆえに、湯船やタオル、トイレの便座等にウイルスが付着していた場合、共有することで感染するケースもあります。
特に同棲している方や、お泊まりの頻度が多いカップルは、性行為以外の生活環境での感染に注意しましょう。
感染するケースの中でも多いのが、タオルの共有です。
バスタオルは別だったとしても、洗面台の手拭きタオルは一緒に使う場合が多いのではないでしょうか？
口唇ヘルペスを持っている彼が洗顔をしてそのタオルを使っていたとしたら、そのタオルにはヘルペスのウィルスが存在しています。
したがって、ヘルペスが発症している間は、タオルや食器等の共有を避け、共有しなければならない場所は除菌を心がけましょう。
避妊で感染予防はできる？
先ほどお伝えしたように、避妊したとしてもオーラルセックスをすれば感染のリスクは高まります。
また、コンドームは100%感染を阻止できるものではありません。
コンドームで覆われていない部分にもウィルスが付着している可能性は大いにあるので、「コンドームしてるから大丈夫！」と思わず、ヘルペスが発症している間のセックスは控えましょう。
ヘルペスの確認方法
自分がヘルペスに感染しているかどうかを確認する方法は3つあります。
難しい判断がいるものはなく、全て自分の感覚で知り得るものばかりなので、すでに違和感を感じている方は、下記3つの症状と自分の症状を照らし合わせてみましょう。
デリケートゾーンに痛みやかゆみがあるか
最初はかゆみの程度も弱く、女性なら「ナプキンで蒸れたかな」と思ってしまうような症状です。
しかしながら、そのかゆみは次第に酷くなり、かゆみの他に外陰部の痛みを感じ、より重症化すると高熱や倦怠感を感じる方もいます。
その後水泡ができるケースが多いのですが、かゆみの段階で陰部を掻きむしってしまうと、全体がただれてきて真っ赤に腫れ上がってしまいます。
かゆいということは、何かしらの炎症が起きているサインです。
蒸れと決めつけて放置せず、かゆみを感じた段階ですぐに婦人科を受診しましょう。
膣周辺に水ぶくれができていないか
水泡が最もできやすいのは外陰部です。
ぷくっと白や透明の膨らみがあったら、ヘルペスを疑いましょう。
水泡は時間が経って破れるとただれ（潰瘍）に変わり、水泡の時にはあまり感じなかった痛みを感じるようになるんです。
ひどい場合は、ただれの痛みで歩くのが困難になることも！
ゆえに、対処は水泡を確認したらすぐ行うのが◎
放っておくと痛みを感じる期間が増えてしまうので、初期段階での治療が大切になります。
太もも、足、腰に神経痛を感じるか
膣とは関係ない、太もも、足、腰の神経痛は、ヘルペスの症状（水泡等）が出る前の段階の症状です。
太ももや足は、ビリビリといった違和感。
腰はつるような違和感を感じるケースが多いです。
「少し気になるな」という程度なので放置してしまう方もいるのですが、下半身の神経痛の段階で治療ができると、ヘルペスの症状が緩和され、悪化も防げます。
特に彼がヘルペスだとわかっていて、尚且つ足や腰に違和感を感じたら、ヘルペスを疑って病院を受診するようにしましょう。
症状がわかりにくい場合は検査キットを使おう！
症状が悪化すればすぐに婦人科にかけこみますが、軽症であれば「すぐ治るかも」や「これって性病なのかな？」と考え、病院の受診を躊躇してしまいませんか？
考えている間にも病気は進行し、徐々に症状も変わって悪化していってしまいます。
もし同じような経験があったり、今まさに性病かどうかわからず悩んでいる方は、自分でできる性病検査キットがオススメです！
自分のタイミングで検査ができて、勇気を出して婦人科に行く必要もない、とても手軽で簡単な症状確認方法です。
まだ使った経験がない方は、こちらを確認してみてくださいね！
まとめ
ヘルペスは感染力が強いため、彼氏がなった場合はかなりの確率で感染してしまうとわかりました。
男性の症状が軽いからといって、移った女性も症状が軽いとは限りません。
ゆえに、もし彼氏が病院に行っていないのであれば、すぐに治療するよう促しましょう！
治療が終わるまで生活空間を共にしたり、セックスをするのは感染リスクが高まるため危険です。
治療にかかる期間は5日程度と短い人が多いので、もしヘルペスになったら症状が軽いうちに病院に行くようにしてくださいね！
