
多汗症とは
多汗症とは、手のひらや顔・頭部・脇・足の裏といった部位に多量の発汗が見られる症状を指します。全身にたくさん汗をかく場合は単なる「汗かき体質」です。
「多汗症」という用語が誤って使用されるケースが多いため混乱されて用いられることもあります。緊張や不安などのストレスで一時的に交感神経が狂うことはありますが、それが原因で多汗症にはなりません。
多汗症の原因は?
局所性多汗症の原因としては、精神的緊張が多いと言われてています。
手の平や足底以外の局所性多汗は神経疾患が原因のケースが多く、多汗部位が左右非対称になっている場合はさらにその可能性が高まります。薬の副作用で多汗が起こるケースもあります。
多汗症自己チェック
- 脇や手の平、足の裏が常に湿っている
- 暑くなくても汗をかく
- 緊張すると汗が増える
- 日常生活に支障をきたしている
- 汗でシャツを何度も着替えなくてはいけない
- 汗染みが気になる
- 汗が気になって他のことに集中できない
- 睡眠時や落ち着いているときは汗をかかない
- 家族に多汗症の人がいる
多汗症のレベル
多汗症はレベル1〜3に分かれており、レベルが上がるにつれて重症度が増します。
レベル1 | 皮膚がしっとり湿っている、ツヤツヤして見える |
レベル2 | 皮膚の上で汗が水滴を作る。汗が流れ落ちることはない |
レベル3 | 皮膚の上の汗が水滴を作り、流れ落ちる |
多汗症の治療法
ボトックス治療
ボトックス治療では、ボツリヌス毒素(ボツリヌス菌が産生する毒素)から抽出した成分を用います。
ボツリヌス毒素自体は毒性の高いものですが、ボトックスは毒性を除去しているため安全です。 手足や脇などの皮下にボトックスを注射して交感神経から感染への刺激の伝達をブロックし、発汗を抑えます。
多汗症には非常に効果が高い治療法ですが、効果の持続期間が最大6ヶ月ほどなので継続的な治療が必要となります。
銀座Mitaクリニックが選ばれる理由とは
銀座Mitaクリニックは三田院長が診察、カウンセリングから治療まで全て行います。開業してから患者様からのクレーム・トラブルは1件もありません。

三田院長は女医なので相談しやすく、最初から最後まで安心して任せられます。
当院の通われる患者様の特徴
- 医療関係者(歯科医・看護師など)の方
- 大手美容整形クリニックから切り替えた方
- 首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)だけでなく、遠方(仙台・茨城・群馬・名古屋・静岡など)からも通われます
料金 ボトックス注射
ワキ | 1回 |
110,000円 |
手のひら | 1回 |
110,000円 |
足の裏 | 1回 |
110,000円 |
ふくらはぎ | 1回 |
110,000円 |
Q&A
Q. 多汗症の治療をしても、再発することはありますか?
A. ボトックス注射は効果がおよそ半年なので、効果を持続するためには繰り返しボトックス注射を受ける必要があります。
Q. 年齢制限はありますか?
A. 年齢制限は特にありません。年齢に関わらず、当院ではボツリヌストキシン注射は保険外診療となっています。
Q. なぜ注射で汗が抑えられるのですか?
A. ボツリヌス・トキシンには神経の伝達を弱める働きがあります。汗腺の神経に働きかけるため、汗の分泌を弱めることができます。
Q. 多汗症と汗かきの違いとは?
A. 多汗症は「手のひら」「足裏」「脇の下」「頭や顔」「体全体」に異常に汗をかく病気で、体温調節が必要ない時でも大量の汗をかきます。 その一方で汗かきは太っているなどの理由で人よりも多く汗をかく人のことを指します。太った人は皮下脂肪が厚く、体内で作られた熱を体外に出しにくいため汗をかいて体温調節をしています。運動や気温の上昇によって汗をかくのは普通のことであり、汗をよくかくからといって多汗症とは限りません。