せっかくダーマペンを受けたのに、シミが増えた!それは、もしかしたら色素沈着かもしれません。
この記事では、ダーマペンので色素沈着ができる原因と対策を解説します。
※この記事はPRを含みます。
消費者庁や国民生活センター・厚生労働省が発信する根拠ある情報を基にキレイSTEP編集部が作成しています。
ダーマペンで色素沈着ができる原因
- 施術後の紫外線
- ダーマペンの針が深すぎた
- ニキビの上を施術した
- セルフダーマペンをやりすぎた
ダーマペンの施術を行った肌は、炎症を起こしている状態です。
そこに、紫外線の刺激が加わることで、メラニンというシミの原因を作る組織が活発になりメラニンが作られます。
メラニンが一定量以上作られると、代謝しきれず、色素沈着になります。
ダーマペンの針の深さは、調整できます。
一般的に、深い方が効果が高いと考えられていますが、皮膚が薄い部分や骨の近いところに深く刺すとダメージが大きく色素沈着のリスクが高まります。
自己の治癒力を利用して、美肌効果を期待するダーマペンですが、傷が深すぎると跡が残り、そのまま色素沈着になるリスクがあります。
2.0mm以上は色素沈着のリスクを考慮する必要があります。
真皮の深さ | 2.0mm |
額・鼻下 | 0.5mm |
頬・鼻 | 1.0mm |
ニキビ跡に効果的なダーマペンですが、ニキビに施術すると悪化します。
炎症の強いニキビの場合、ダーマペンを行うことで、炎症を悪化させニキビ跡が色素沈着するリスクがあります。
ニキビは、避けるか、症状が広範囲の場合は、ニキビ治療を優先することをおすすめします。
自然治癒力を利用して美肌効果を期待するダーマペンでは、施術の間隔を十分開ける必要があります。
クリニックで施術を受けている場合は、医師や看護師が肌の回復を考慮し、施術の間隔を管理しています。
しかし、セルフダーマペンの場合は、自分で施術間隔を管理する必要があり。
間隔が短いと、肌へのダメージが蓄積し、色素沈着を起こすリスクが高まります。
ダーマペンの色素沈着は改善する?
色素沈着はケア次第で改善することが可能です。
シミは、炎症や紫外線などの刺激によってメラノサイトが活性化することが原因のひとつに上がります。
図のように、刺激でメラノサイトからメラニンが生まれます。
メラニンの量が多いと、排泄しきれず、溜まってしまい結果シミや色素沈着になります。
シミや色素沈着の原因は、外部からの刺激だけでなく、加齢や生活習慣の乱れによる新陳代謝の低下で肌のターンオーバーが遅れていても発生します。
外部からの刺激の予防と新陳代謝の活性化により色素沈着は改善が期待できます。
代表的な外部刺激は、UV(紫外線)と摩擦です。
肌老化の8割の原因は光老化と言われるほどUVが肌に及ばす悪影響は大きいです。
色素沈着もUVが原因となって発生・悪化します。
UVケアを徹底するだけでも色素沈着を軽減する効果を期待できます。
UVは季節に関係なく存在します。冬でもUVケアには力を入れておきましょう。
冬にUVケアをサボるとシミ・シワが増える!?
紫外線には、UVA・UVB・UVCがあります。
UVCは、ほとんど地上なで届きません。
UVBは、夏に多く肌表面が黒くなる「日焼け」状態をる靴ものです。
UVAは、真皮まで届く紫外線でコラーゲン破壊とメラノサイト活性化によりシワ・たるみ・シミの原因になります。
UVBは、冬み夏の1/5になるのに対し、UVAは1/2程度までしが減りません。
そのため、冬でも紫外線対策は必要です。
肌トラブルの原因としてUVについで多いのが摩擦です。摩擦は、洗顔やマスクなど普段の生活の中にも多く潜んでいます。
メラニンを作るメラノサイトは、摩擦によって受けた刺激でも活性化してます。
メラノサイトに刺激を与えないことで、シミや色素沈着のリスクは下がります。
ダーマペン色素沈着の悪化を防ぐ方法
日焼け止めは、朝塗ったら1日効果が続くわけではありません。
屋外にいる時は2〜3時間に1回の塗り直しが必要です。
また屋内で過ごしていても窓から紫外線は入ってくるので、UVケアが必要と言えます。
使用する日焼け止めですが、「PA」と「SPF」の表記があり、シチュエーションによって使い分けが必要です。
- PA:UVAの防止効果の程度
- SPF:UVBの防止効果の程度
ダウンタイム中の肌は、デリケートな状態です。
そこに、摩擦や紫外線の刺激を受けることで色素沈着のリスクが高くなります。
ダウンタイム中に刺激を避けることで、リスクが低下します。
ダーマペンは、技術差が出る施術です。
ダーマペンの針の深さが深すぎることで色素沈着のリスクが高くなります。
症例数が多く、判断力や技術力の高いクリニックで施術を受けましょう。
セルフダーマペンをしている方が特に注意が必要です。
肌が回復する前にダーマペンを受けることで、肌にダメージが蓄積して色素沈着のリスクを高めます。
肌のターンオーバーは、約1月かかります。
ダーマペンは、最低でも1ヶ月開けて受けることをおすすめします。
ダーマペンの効果を上げる4つの方法
ダーマペンを受けた肌は刺激に弱い状態です。
さらに、乾燥しやすい状態にあります。
乾燥は、肌のバリア機能を低下させるので、保湿することでバリア機能の改善がされ、刺激に対して強い肌への改善が期待できます。
肌は、タンパク質でできています。
材料であるタンパク質を意識して摂取するようにしましょう。
体重や年齢によって異なりますが、1食20gを目安にするよ良いでしょう。
タンパク質は、一度の食事で吸収できる量には上限があるので、まとめて取らずに3食に分けて満遍なく摂取することをおすすめします。
糖質を控えましょう。
日本食は、白米や麺を好むので糖質が多くなりやすいです。
糖質を摂りすぎることで体の中で糖化という現象が起こります。
酸化は錆びる、糖化は焦げる。と表現されるように、くすみの原因ともなっています。
さらに、糖化は、コラーゲンを破壊することによってシワやたるみの原因にもなるので、普段の食事で糖質を摂りすぎていないか注意しまよう。