外食が多い薄毛の人は必見!髪に良い食事12選
独身のサラリーマンは誰もが潜在的な薄毛のリスクを抱えています。理由は乱れた食生活を送ってしまう可能性が高いからです。
毎日が外食ばかりで好きなメニューを選んでしまう人は特に注意すべきだと言えます。仮に、あなたが抜け毛の量を気にしているのなら、食生活を見直すべきです。
筋肉を付けたいのなら筋トレと同時にタンパク質を摂取するのと同じように、髪の毛を育てたいのであれば髪の毛の材料を食事で摂取する必要があります。
髪の毛にとって良くない食事と、薄毛にとって良い食事について詳しく説明します。
目次
薄毛の原因となる食事
脂っこい食事が続いている自覚があるなら、直ぐに食生活を改めるべきです。なぜなら、脂質を多く含んでいる食事は、髪の毛に悪影響を与えてしまいます。
具体的にはファーストフードや肉中心の食事です。脂質を吸収し過ぎると、血液が脂っこくなります。脂っこくなった血液が頭部まで運ばれると、皮脂の過剰分泌を引き起こすのです。
その結果、皮脂で毛穴が詰まってしまい、成長する髪の毛が細くなってしまいます。細い髪の毛は抜け落ちやすいため、薄毛の原因になるのです。
メニュー以外に気を付けたい食生活
食事の内容を工夫するだけでは、薄毛予防を実現することはできません。なぜなら、食事のタイミングや習慣が髪の毛の成長を邪魔するケースもあるからです。
薄毛のリスクを低下させたいなら、食生活における注意事項を知るべきです。
就寝前の食事
髪の毛の成長は睡眠中に行われます。そのため、就寝前の食事は髪の毛の成長の邪魔になります。
髪の毛の成長は血液中の酸素と栄養素が毛乳頭まで届けられることで成し遂げられます。その動作が行われている場所は頭部です。ですが、就寝前に食事を行っていると、胃腸の近辺に血液が集まります。頭部まで送られるはずだった血液も、胃腸の方へ向かってしまうのです。
その結果、頭部の血液が不足し、髪の毛の成長に必要な酸素と栄養素が不足するのです。
食べ過ぎ
髪の毛を成長させるには様々な栄養素を十分に吸収することが必要です。しかし、食事の量が多過ぎると、髪の成長に必要な栄養素を得られなくなる恐れがあります。食べ過ぎると内蔵の負担が大きくなるせいです。
栄養の吸収が効率的に行われるには、内臓が正常に機能していなければなりません。食べ過ぎのせいで内蔵負担が大きくなることは、薄毛を引き起こします。
過度なダイエット
食べ過ぎは薄毛を引き起こしますが、過度なダイエットを行った場合も同様です。
運動をせずに食事制限だけでダイエットをしようとすると、髪に必要な栄養素が不足します。その結果抜け毛が増えたり、髪が十分に成長しなくなります。
また、過度な食事制限はストレスを抱えることになります。ストレスは自律神経を著しく乱してしまう要因です。自律神経が乱れると血管が収縮してしまい、髪に必要な栄養素が毛乳頭に届きにくくなります。
ダイエットをする際には過度な食事制限はせず、運動を心がけましょう。
薄毛に良い栄養素
薄毛を予防するには食事を工夫することが効果的です。バランスの取れた食生活を実践することや、髪に良い栄養を意識的に摂るべきです。
髪の成長に大きく貢献していると評価されている栄養は3つあります。
タンパク質
食事による薄毛予防を目指すなら、タンパク質は欠かすことができません。タンパク質の一種であるケラチンタンパク質は髪の毛の99%を構成しています。その数値からもタンパク質の重要性は明らかです。
タンパク質が多く含まれているオススメの食材は、大豆や卵です。どちらも日本人が口にする機会が多いので、髪の毛の量に悩む人が意識的に摂取しています。
ミネラル(亜鉛)
ミネラルが不足していると、DHTの原因である5αリダクターゼが活発化し、タンパク質の吸収効率が低下します。どちらも薄毛を引き起こす要因です。そのため、ミネラルの摂取を意識的に行うことは薄毛予防において重要になります。
ミネラルが多く含まれているオススメの食材は牡蠣や牛肉です。特に牡蠣は亜鉛が多く含まれていることで知られています。
ビタミン
ビタミンは亜鉛と同じ効能だけでなく、細胞の活性化と血行促進の効果も併せ持っています。髪の毛の成長は毛母細胞と呼ばれるものが関わっており、細胞の活性化の効果が貢献します。そして、血行促進効果によって、髪の毛の成長に不可欠な酸素と栄養素の伝達が捗るのです。
ビタミン類の摂取にオススメの食材は緑黄色野菜です。色の濃い野菜ほど、大きな効果があると言われています。
薄毛におすすめの食事
薄毛予防の効果がある食事は継続することが大切です。一時的に気を配るだけでは薄毛予防を果たせません。ここでは薄毛予防に定評のある12種類の食事を紹介しています。
納豆
納豆はタンパク質を多く含んでいる上に、イソフラボンによる薄毛予防効果が期待できます。イソフラボンの効果とは、DHTの元であるテストステロンの分泌を防ぐことです。
生牡蠣
生牡蠣はミネラルを大量に含んでいます。ミネラルは不足しがちな栄養素の1つなので、抜け毛に悩んでいるなら定期的に生牡蠣を食べるべきです。
レバー
レバーにはタンパク質が多く含まれています。それに加えてビタミンが豊富なので、頭皮環境を良くする効果が期待できるのです。
牛もも肉
ビタミンを摂取するなら牛もも肉がオススメです。肉類は脂質を多く含んでいるので食べ過ぎに注意しなければなりません。ですが、牛もも肉は脂質が少ないという特性があります。
いわし
いわしは薄毛予防の効果において定評があります。その秘密は亜鉛だけでなくメチオニンという成分を含んでいることです。メチオニンが体内で不足すると、抜け毛が発生しやすくなると言われています。
乳製品
タンパク質とミネラルとビタミンの3つを、同時に摂取できる食材があります。それはチーズやヨーグルトの様な乳製品です。食事のメニューに加えやすい点も魅力的です。
高野豆腐
高野豆腐はタンパク質と亜鉛が豊富で、イソフラボンも含まれているのが特徴です。更に、ビタミンEによる血管拡張効果も備えています。
緑黄色野菜
ビタミンを重点的に摂取するなら緑黄色野菜を食事のメニューに加えるべきです。緑黄色野菜を油で炒めると、ビタミンAとビタミンB2の吸収効率が上がります。どちらも髪の毛に良い栄養素です。
焼きのり
ビタミンCを摂取する時には焼きのりを食べるのが効果的です。焼きのりのビタミンCの含有量は野菜や果物に並ぶレベルです。ビタミンCは血管や頭皮を丈夫にする効果があります。
柑橘類
すっぱい味のする柑橘類は大量のビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を手助けし、それにより髪が丈夫になります。
生姜
生姜を食べると全身がポカポカと温まります。それは血行が良くなっている証です。頭部の血の巡りが良くなれば髪の毛の成長が捗ります。血液中の酸素と栄養素が毛乳頭までしっかり届けられるからです。
ナッツ類
ナッツ類はミネラルの一種である亜鉛が大量に含まれています。亜鉛の持つ効果によって、タンパク質の吸収効率が上がり、毛母細胞が活性化するのです。
ワカメや海藻が髪の毛に良いというのは迷信
ワカメや海藻を食べると育毛に成功するという話は有名です。ですが、ワカメや髪の毛が髪の毛の成長にあまり効果的ではありません。
ワカメや海藻には亜鉛が含まれていますが、亜鉛だけを摂取しても意味がないのです。なぜなら、髪の毛の主成分は99%がケラチンタンパク質です。亜鉛はタンパク質の吸収効率を上げる等、補助的な役割を担っています。
つまり、主役であるタンパク質の摂取が必要です。そして、ワカメや海藻にはタンパク質が一切含まれていません。ワカメや海藻だけを食べても、髪の毛が成長することはないということです。
まとめ
薄毛予防には食生活が大事
就寝前の食事は頭部の血液を不足させ、髪の毛の成長の邪魔になる
食べ過ぎはと内臓の負担が大きくなり、栄養の吸収効率が落ちる
過度なダイエットは栄養素の不足を招き、また自律神経を乱し血管を収縮させる
髪の毛の99%はケラチンタンパク質で構成されている
亜鉛不足は5αリダクターゼの活性化とタンパク質の吸収効率低下を招く
ビタミンには血行促進と細胞活性化の効果があり、薄毛予防に貢献している
ワカメや海藻が薄毛に効くというのは迷信である
石水 朋哉
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