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本気で薄毛を治したい人は必見!AGA病院の正しい見つけ方

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AGA(男性型脱毛症)による薄毛は病院で治療ができます。しかし、数多くの専門クリニックが存在し、病院のAGA外来との違いもよくわからず、

どの病院で治療を受ければよいかわからない!

という人は少なくありません。

専門クリニックと病院のAGA外来では処方される薬も異なり、当然効果も違います。

また、AGA治療は保険の効かない自由診療であり、薬の価格は病院によって異なります。

「効果が高い治療を安く受けたい」「病院選びに迷っている」そんなあなたの希望にお応えできるよう、正しい病院の選び方を解説します。

病院でのAGA治療とは

女医さんのイメージ画像

ここでは、病院で行われているAGA治療がどのようなものかを説明します。

薬を使った治療

薄毛を治す方法は、ひと昔前までは「本当に効果あるの?」と疑わしい育毛剤や、年間100万円以上必要な育毛サロンに頼らざるを得ない状況でした。

しかし、薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)であることが解明され、薬による治療や発毛が出来るようになりました。

主な治療薬とその効果

AGA治療に使われる薬ですが、主に以下の4種類があります。

  • プロペシア
  • フィナステリド
  • ザガーロ
  • ミノキシジル

これらの薬は医学的に効果が認められています。日本皮膚科学科学会が定める「男性型脱毛診療ガイドライン」では、これらの薬の推奨度を最高評価のAランクに位置付けています。評価はA~Dまであり、以下のような意味合いがあります。

  • A…行うよう強く勧められる
  • B…行うよう勧められる
  • C1…行うことを考慮しても良いが、十分な根拠がない
  • C2…根拠がないので勧められない
  • D…行わないよう勧められる

以下は「男性型脱毛診療ガイドライン」から抜粋したものです。

「ミノキシジル」と「フィナステリド」のみ推奨度Aの画像

それぞれの薬について説明します。

プロペシア

プロペシアはMSD社(旧万有製薬が)から販売されているAGA治療薬です。現在では世界60ヶ国以上で承認され、日本では2005年に販売が開始されました。

プロペシアの有効成分フィナステリドはAGAの進行を遅延する効果を持ちます。

AGAの主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTは髪の毛に対して脱毛を促す信号を出し、ヘアサイクルを狂わせます。

DHTの作用説明

通常、髪の毛は2年~6年かけて太く長く成長しますが、DHTによって数ヶ月で抜け落ちてしまいます。その結果、髪の毛は細く短い髪ばかりになり、抜け毛も増えて薄毛になるのです。

AGAが発症している時と正常時の、ヘアサイクルの期間の違いを説明した画像。│AGAが発症している場合、成長期が数ヶ月~1年と大幅に短くなる。

DHTは還元酵素5α-リダクターゼと男性ホルモンの一種テストステロンが結合すると生成されます。

有効成分のフィナステリドはⅡ型5α-リダクターゼの働きを妨げ、テストステロンとの結合を阻害します。その結果DHTの発生を抑止する効果があります。

フィナステリドの効果を表す画像

国内の臨床試験ではプロペシア1mgを1年間投与で58%、2年間投与で68%、3年間投与で78%に改善効果が認められています。

さらに、現状維持も含めると3年間で98%の人にAGAの進行が認められなかったという結果が出ています。

ただし、このデータは20~50歳の方でAGAの進行が軽~中程度の患者が対象です。AGAがだいぶ進行している方や50歳以上の方はあまり効果を期待できないこともあるため気を付けましょう。

また、プロペシアに発毛効果はないため、あくまで現状維持やAGA予防を目的とした薬であると考えてください。

フィナステリド

フィナステリドはプロペシアの主成分の名称です。その一方で、プロペシアの後発品(ジェネリック)として製薬各社から「フィナステリド剤」の名称で販売もされています。後発品はプロペシアの特許が切れた後に製造販売され、プロペシアと同じ有効成分と効果を持っています。

後発品のフィナステリドは開発費や研究費のコストがかかっていないため、プロペシアより安く購入することができます。

フィナステリドは「サワイ」「ファイザー」「トーワ」など製品名に製造会社の名前がついていますが、医療機関では後発品をまとめて「フィナステリド」と呼んでいます。

ザガーロ

ザガーロは2015年に厚労省に承認され、GSK社から販売されているカプセル型の治療薬です。

主成分のデュタステリドはフィナステリドと同じような作用機序でAGAの進行を遅延します。効果は似ていますが、デュタステリドの方がAGAに対して高い効果を発揮することで注目されています。

プロペシアはⅡ型の5α-リダクターゼのみに作用しますが、ザガーロの主成分デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方の働きを妨げます。また、Ⅱ型の働きを妨げる効果はフィナステリドの3倍とも言われ、より強力にDHTの発生を抑止します。近年ではプロペシアよりザガーロを奨めるクリニックも増えています。

臨床試験において、ザガーロを24週投与して毛髪量の変化を測定したものがあります。その結果がこちらです。

  ザガーロ0.5mg ザガーロ0.1mg フィナステリド1mg ラセボ(偽薬)
変化量 89.6本 63.0本 56.5本 -4.9本

この毛髪の変化量を比較すると、ザガーロ0.5mgはフィナステリド1mgのおよそ1.6倍の改善効果があることがわかります。また、毛髪の太さもザガーロはフィナステリドやプラセボに比べて有意に増加したことが認められています。

ミノキシジル

ミノキシジルは発毛効果がある薬です。海外では承認されていますが、日本では未承認でAGA治療専門クリニックでのみ処方をしています。

元々は高血圧治療の降圧剤として使用されていましたが、患者に発毛効果が確認されてから発毛薬として使用されるようになりました。現在ではその効果を逆手に取り、発毛薬として利用されています。

ミノキシジルは主に以下の2つの効果で発毛を促します。

  • 血管拡張効果により、血行を良くして髪の成長に必要な栄養素を毛乳頭に届けやすくする
  • 小さくなった毛包を大きく深くして、細くなった毛髪を太い毛に成長させる

発毛をさせるにはミノキシジルは必須です。プロペシアなどはあくまで薄毛の進行遅延を目的とした薬で、発毛効果はありません。逆にミノキシジルだけでも発毛させるのは難しいです。

そのため、ミノキシジルは主にプロペシアやフィナステリド、ザガーロと併用されます。併用するとおよそ4~6ヶ月ほどで効果を実感することができます。

服用するタブレットタイプの他に、頭皮に塗布する外用薬タイプもあり、リアップの名称でドラッグストアでも販売されています。ただし、タブレットタイプの方が高い発毛効果を期待できます。

AGAに治療に使われる薬について詳しくは以下のリンクをご覧ください。

専門クリニックと皮膚科病院どちらで治療を受けるべきか

比較のイメージ

AGA治療を行っている病院には以下の2つがあります。

  • AGA治療の専門クリニック
  • 皮膚科病院などのAGA外来

上記2つの違いについて説明します。どちらで治療を受けたほうが良いかの参考にしてください。

発毛したい、今より増やしたいなら専門クリニック

現状よりも増やしたい・発毛したいと考えているのであれば専門クリニックで治療を受けましょう。その理由はミノキシジルを処方しているからです。

前述したとおり、プロペシアやザガーロはAGAの進行を止める、現状維持を目的とした薬です。今よりも増やしたいのであればミノキシジルの服用は必須です。

病院(AGA外来)で治療を受けるメリットは少ない

AGA外来では発毛効果のあるミノキシジルを処方していません。その為、現状維持を目的とした治療となります。

AGA外来で治療を受けるメリットは「近くにある」ということでした。専門クリニックは大きな都市に集中しており、月に一度通院することが大変でした。

しかし、現在はスマートフォンを使ったテレビ電話診療を行っているクリニックも登場し、通院不要でミノキシジルの処方を受けることが出来るようになっています。(薬は郵送されます)

勿論、プロペシアなど現状維持の薬の処方にも対応していますし、処方している薬は各クリニックのオリジナル薬なので価格も安いです。さらに診察料もかかりません。

AGA外来で治療を受けるメリットはほとんどありません。

専門クリニックと病院(AGA外来)の主な違い

専門クリニックと病院(AGA外来)の違いを以下にまとめましたので、参考にしてください。

  病院(AGA外来) 専門クリニック
費用 月10,000円~15,000円前後(ミノキシジル処方なし) 月15,000円前後(ミノキシジル処方あり)
発毛効果 ミノキシジルの処方がなく発毛は期待できない ミノキシジル、育毛メソセラピーなどの治療でほぼ100%発毛できる
診察料 初診料3,000円、再診費用1,000円が相場。処方箋料がかかる場合もある。薬代は別途必要。 初診料のみ。2回目以降は薬代に含まれるので無料(クリニックによっては初診料無料キャンペーンを行っているところも多い)
診察、経過観察 受付で薬をもらうだけで診察や経過観察はほとんどない 通院の度に問診あり。また、頭髪の写真撮影を行い発毛の経過を確認できる
検査 検査自体行っていない 血液検査など薬の副作用による体調の変化をチェックしてくれる
通院のしやすさ 近くにあることが多く通いやすい クリニックが遠くにあると通院に時間がかかるが、最近は通院不要のクリニックもある

AGA治療の費用について

医療費のイメージ画像

AGA治療の際に発生する費用は、病院や専門クリニックによって異なります。その理由は以下の通りです。

保険が適用されない自由診療

病院での治療と聞くと「保険が適用されて3割負担」と思われるかもしれませんが、AGA治療は保険が適用されない自由診療となり、薬代や診察料など全額自己負担となります。

ちなみに、健康保険は一般的に健康や命に関わるような病気やけがなどの治療に適用されます。AGAは病気と言われていますが、健康や生命に影響を与える症状ではないため健康保険が適用されないことになります。

治療薬の費用

自由診療の治療は病院側で自由に価格を決めることが出来ます。AGA治療に必要な費用のほとんどは「薬代」ですが、薬の価格も病院によって違います。

病院(AGA外来)では国内で承認された製薬会社の薬を処方していますが、その分高いです。

一方で専門クリニックでは、製薬会社のものではないクリニックオリジナルの薬を処方しています。その分安い価格で処方してもらうことができます。

以下の表は、専門クリニック大手の「AGAヘアクリニック」の価格と、病院(AGA外来)の薬の相場を比較したものです。

  AGAヘアクリニック 病院(AGA外来)
プロペシア 7,500円 7,000~10,000円
フィナステリド 5,500円 6,000~9,000円
ザガーロ 8,000円 10,000~13,000円
ミノキシジルタブレット 10,000円 取扱いなし

ご覧のように、専門クリニックであるAGAヘアクリニックのほうがすべてにおいて低価格です。

また、病院(AGA外来)の場合は上記の薬代以外に診察料(1,000円~3,000円)や処方箋料(700円程度)が必要となります。

その他の費用

病院(AGA外来)で治療を受ける場合、薬代以外に以下の費用がかかります。

  • 初診料・・・・3,000円程度
  • 再診料・・・1,000円程度
  • 処方箋料(院外処方の場合)・・・700円程度

発毛が期待できないプロペシアを処方してもらうだけで、初診時には10,000円以上の負担となります。

専門クリニックで治療を受ける場合、薬代以外に以下の費用がかかります。

  • 初診料
  • 血液検査費用

再診料は薬代に含まれているところがほとんどです。また、初診料も無料のところが結構あります。

血液検査費用はクリニックによってバラバラですが、1回3,000円~5,000円程度です。血液検査の費用は治療開始時と、その後は半年~1年に1回のペースで行われます。

AGA治療の費用について詳しくは以下のリンクをご覧ください。

近くにある病院の探し方

日本地図を手に持つ人の画像

AGA治療は薬の処方を受けるため、月に一度通院することが一般的です。中には数ヶ月分の薬をまとめて処方してくれる病院もありますが、基本は月に一度の通院と考えておきましょう。

そうなると、出来るだけ近くの病院で治療を受けたいところです。ここでは、自分の目的にあった、近くにある病院の探し方を紹介します。

近くにあるおすすめクリニックを探す

病院探しはインターネットを活用すれば簡単です。以下3つの方法を紹介します。

AGA情報局の地域別おすすめクリニックを活用する

当サイト(AGA情報局)では、都道府県別のおすすめ病院を紹介しています。以下のページからご自分のお住まいをクリックし、目的にあった病院でカウンセリングや診察を受けてみてください。

https://ginza-mita.com/hagekatsu/category/area/

MSD社の病院検索を活用する

MSD社はプロペシアを販売している製薬会社です。MSD社では「AGA-news」というサイトを公開しており、プロペシアの処方を行っている病院(AGA外来)を地域から探すことができます。

AGA-news

テレビ電話診療なら通院不要

通院が面倒、近くによい病院がないという場合におすすめなのが、テレビ電話診療に対応している専門クリニックです。対応しているクリニックは多くありませんが、通院する手間がなく、薬は郵送で送られてきます。

テレビ電話診療に対応しているクリニックでおすすめなのがAGAヘアクリニックです。

評判や口コミをまとめた記事と、筆者が実際に体験したテレビ電話診療のレポート記事を以下にリンクしますので、参考にしてください。

AGA治療の流れ

リストにチェックを入れる男性の画像

これからAGA治療を受ける方に、AGA治療の流れを簡単に説明します。

初診・カウンセリングの予約

専門クリニックは完全予約制となっており、自分の都合に合わせてサービスを受けられます。長い時間待たされることもなく、スムーズに診察・カウンセリングを受けることができます。

一方、病院(AGA外来)では予約を入れることができません。診察まで長時間待たされるのは当たり前で、土・日・祝日が休診という病院もあります。土日休みのサラリーマンでは通院が難しいでしょう。

初診・カウンセリング

初めて病院やクリニックへ行った時、初診・カウンセリングが行われます。薄毛の原因がAGAであるかの診察や、治療方法、薬の効果や副作用、治療費の説明などが行われます。

専門クリニックは初回の相談を無料で行っているところがほとんどですが、病院(AGA外来)では初診料(3,000円程度)が必要になります。

血液検査

発毛効果のあるミノキシジルを服用する場合、副作用による体調の変化や肝機能の状態をチェックする目的で血液検査が行われます。

血液検査が行われるタイミングは、治療前、そして治療から半年~1年の間隔で定期的に行われます。

なお、ミノキシジルを処方していない病院(AGA外来)では血液検査は行っていません。

治療薬の処方

患者の希望や予算に合わせて、処方する薬が決まります。基本的にその日の内に薬を処方してもらうことができますが、病院(AGA外来)の場合は在庫がないことがありますので、通院前に在庫があるかどうかの確認をしておきましょう。

月に一度の診察・発毛状況のチェック

月に一度の診察では、治療により体調の変化等、医師による診察が行われます。また、頭皮の状態を写真で撮影し、過去の画像と見比べて改善状況のチェックも行われます。

ちなみに、病院(AGA外来)では詳しい診察や画像による発毛状況のチェックを行っているところはほとんどなく、受付で薬を渡されて終了というところが多いです。

まとめ

以上、これからAGA治療を考えている人向けに、自分にあった病院選びに必要な情報をまとめました。

発毛効果や費用のことを考えれば、専門クリニックでの治療をおすすめします。

しかし、自由診療のため治療費がクリニックによって異なることから、ネットの情報だけで決めるのではなく、2~3つのクリニックで無料カウンセリングを受けてみて、治療内容や費用を比較して決めると良いでしょう。

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石水 朋哉

「AGA情報局」編集長。AGA治療に関するお役立ち情報をお届けします。

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